読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1959年2月発行 読谷村だより / 3頁

新しい村つくりのために生活改善グループの強力なる活動を

“新しい村つくりのために生活改善グループの強力なる活動を”

 生活改良普及員読谷駐在として宮良国子さんが二月十八日から赴任されました。昨年の九月末に与那嶺貞子さんが一身上の都合で退職されてから村内二七生活改善グループ、六五四名のグループ員の皆さんが生活改良普及員の赴任を一日千秋の思いで待ちわびて今日まで四ヵ月の長い間の欠員でありました。丁度普及員の身分の政府移かんという時期であったために村役所からも、村生活改善連絡協議会からも幾度となくその発令方を促進したのでありましたがいろいろ政府の都合もあって今日までのびのびとなったのであります。
 真和志駐在で活躍しておられた宮良国子さんが二月二日付で読谷駐在として発令になり、二月十八日から赴任されましたので、これからまた従来に倍して各グループの皆様は豊かな明るい楽しい住みよい農村家庭建設を目ざして、農家生活に科学の導入と合理化のために、グループ活動を通して懸命の努力を続けられ新しい村つくりのために精進されるよう期待致します。
 この読谷村だよりで去った二月一日全琉普及事業実績発表大会に八重山代表として出場してグループ活動の部で一位に入賞した石垣市米原生活改善グループ知花静枝さんの“私たちのグループの歩み”を紹介しまして分村米原の発展を祝福したいと思います。なお知花静枝さんは三月東京で開かれる農林省主催全国の農家生活改善発表大会にグループ活動の部の沖縄代表として派遣されることになっています。皆で静枝さんの健斗をお祈り致しましょう。

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