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1959年4月発行 読谷村だより / 1頁

3月26日~3月30日 一九五九年度共進会にぎおう 総合一等渡慶次、二等波平、三位大湾 一九五九年度産業共進会審査報告

3月26日~3月30日 
一九五九年度共進会にぎおう 
総合一等渡慶次、二等波平、三位大湾 

一九五九年度産業共進会審査報告
 読谷村共進会審査規定により部落団体六項目、個人十種目で審査採点を行ってあります。審査の概要を申し上げますと、部落団体の部では
1、生産関係・・・附点率四九%
2、部落納税の状況・・・〃〃二○%
3、生活改善の状況・・・〃〃五%
4、文化の状況・・・〃〃一○%
5、農信協への協力状況・・・〃〃一○%
6、農業団体の育成状況・・・〃〃六%
の六項目について審査を行い、綜合点一、○○○点満点として採点を行ってあります。生産関係には個人の十種目を含めその採点は字の出品割当点数で入賞点を除して採点を行ったのであります。審査の方法としまして生産関係では
1、主要作物の堆肥管理
2、農機具、器材の整備
3、家畜の飼育状況
4、堆肥厩肥の生産状況等を調査採点をなし
部落の総戸数と農家戸数により採点し、部落納税状況の方は読谷村納税褒賞規定による納税率を点数に換算し採点してありますが納税については財政課長から詳しく審査報告がなされますので省略致します。生活改善の状況では生活改善グループの改良竃、改良便所の築造数等その活動状況により審査し、文化の状況では、新聞、雑誌、(家の光)、ラヂオの普及率で採点、農信協への協力状況では農協及信協の加入数を部落農家戸数で除して採点、農業団体の育成状況では農研及生活グループの結成数活動状況等により審査を行ってあります。生産関係における個人種目で申し上げますと
【堆肥】の方では品質附点率は○・三三立米あたり上質一八・七五キログラム、中質では一一・二五キログラムとして計量審査しました結果一期では字大湾の松田盛太郎氏が一等で四○・七一八キログラム、二期では同じく字大湾の知名カメさんが一八・四六一キログラムで一等になっています。
【大豆】は三・三平方米当りの収穫審査を行い一○アール反り二六四立で字宇座の山内真苅氏が一等となって居ります。
【甘蔗】の方を申し上げますと三・三平方米当り収量を加製糖量によって審査を行ってあります。その結果夏植では字波平の知花亀次郎氏が一八、四五○キログラム春植では字宇座の山内久造氏が九、八一○キログラムの生産をあげてそれぞれ一位を獲得されました。甘蔗は昨年に比較しますと相当の増収をして居ります。
【甘藷】は三・三平方米当りの収量を澱粉含有量で審査し五・四六キログラムの生産をあげて字宇座の山内真苅さんが一位になられました。
【畜産】では肥育豚、と繁殖豚、及び肥育牛について肥育豚は八○日肥育、肥育牛は一○○日肥育の増体量について審査採点してあります。即ち肥育豚は初審で六○キログラム以内にして八○日の肥育で一日平均増体量一・一七キログラムで字座喜味の松田敬さんと字宇座の知花マシさんが一位となっています。肥育牛は一○○日肥育で一日平均増体量二・○六キログラムで字長浜の津波一二氏が一位え昨年より立派な成績をあげています。繁殖豚は沖縄家畜登録協会の審査標準に基き審査を行い字高志保の松田正久氏が一位となっています。
 以上審査項目毎に概略説明報告致しましたが綜合して申し上げますと一等が渡慶次で得点七○一・九、二等は波平で六七五・九点、三等大湾、四等宇座、五等高志保の順となって居ります。一九五八年は六○年来の旱ばつだといわれ農家にとっては厄年でありましたが懸命な皆様の努力と琉球政府御当局の指導助言によりまして昨年より以上の成果を上げることが出来ました。なお本年はきっと豊年でありより以上の成果を期待し別紙のとおり表彰下さいますよう申告致します。
一九五九年三月二十八日
経済課長 玉城真順

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