読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1960年8月発行 読谷村だより / 2頁

歳出$140、154、00 知らせる義務と権利(一九六一年度予算について)

〔50号1ページの続き〕

等割に配分致しました。
 今年度は新しく水源調査費を設けて健康で明るい文化的、経済的生活を送るに最も緊密な水道問題解決の為に水源調査を行うつもりです。
 以上が今年度計画している土木関係予算の概要であります。

=社会及労功施設費=二九、三五五弗
 前年に比し約五、○○○弗の増加となっております。
これは村内各種団体に対する補助金の中に今年新に各区行政運営補助金として五、二八○弗計上されたため増加したのであります。
結極本款では主として補助金の二五、七七五弗が計上されていますがその内訳は次のとおりになっています。

村教育委員会 一五、八三五弗でこの内
各学校の施設補助に 八、○○○弗
教育税軽減補助に 五、○○○弗
幼稚園運営補助に 二、八三五弗
各区行政運営補助 五、二八○弗
村育英会 三、○○○弗
その他村青年会、婦人会、遺族会、社会福祉協議会、生活改善グループ連絡協議会、村体育協会、防犯協会等の団体に対し一、六六○弗になっています。
次に失業対策事業費として二、七三○弗、移民奨励費に三○○弗で今年度新に村内各公民館の電話架設費として五五○弗計上されています。
次に失業対策事業費として二、七三〇弗、移民奨励費に三〇〇弗で今年度新に村内各公民館の電話架設費として五五〇弗計上されて居ます。

=保健衛生費=二、四八四弗
 前年に比し一、四五五弗の増となっています。
 本款では昨年度から設置されました村の火葬場費が最も多く一、五七九弗となっています前年と比較して一○○○弗余も増しておりますがこの理由として火葬場の附属建物として納屋、便所の建築工事費及び配電施設費と霊柩車の改造費等のため増額となっているのであります。
尚伝染病予防費に五五五弗で前年に比し四二○弗増していますがこれは主としてDDTやBHC等の薬品購入費で村内各部落の便所消毒用剤として充当されるのであります。その他集団検診費に大体前年同様三五○弗計上されています。

=産業経済費=一七、三四一弗
 昨年一五、三二七弗に対し本年度一七、三四一弗で二、○○○弗が増額になっておりますがこれは主として産業振興費の増額でその主なものは畜産奨励費、農産物奨励費組合助成費の増額であります。
 畜産奨励費 優良種畜の増殖の面で従来の種畜購入補助金を精算補助として本年度より新しく補助金を設けてあります。これは七月一日より生産された豚で家畜登録協会の子豚登記に合格せる豚に該当しますが補助額は一頭に付弐弗であります。輸出豚の出荷補助については従来一頭当り壱弗を壱弗五○仙に引揚げ今後肉質のよい豚を多く出荷してもらい度い、疫防の面では政府計画による二回の予防注射と村一円に亘る豚舎の消毒の費用として六四一弗を計上してあります。
 農産物奨励費、病虫害防除については従来無償で農薬の配布を行って居りましたが今年度より農協に補助し、農家の皆さんに半額で購入してもらい今までより以上の農薬の使用を計り度いと思って居ります。アフリカマイマイ駆除用のバクゲーターは従来通り村より無償で配布しますがこれは配布前に一応捕殺してもらいその後に薬品の配布を致しますのでその週間については皆さんの協力を願います。蔬菜種子の配布については今年もカンランと玉葱を無償で配布し生産種苗は有償で配布する様にしてあります。甘藷については特に冬期の芽出肥料の助成費として一、○○○弗計上してあります。畑灌漑施設については本年も一五ヶ所の溜池を設置する様にしてあります。
 糖業振興費、中間苗圃は昨年八○aに対して今年は一五○a設置し原苗圃は一一aに対して一二aを設置し今後の品種更新を計る計画であります。甘蔗作付補助金として一○a当肥料一袋の助成を行う様にしてあります。展示については従来品種比較の展示口を設置してありましたが本年度よりNCO三一○の耕種基準による展示口を一○ヶ所設置し蔗作農家の参考に供し度いと思います。
 林業振興費、政府緑化運動の計画に基いて本村でも村内樹苗の自給を計るべく委任苗口を一○ヶ所設置し苗の需給を計画して居ります。尚農地防風林の造成費として三○○弗を計上してあります。
 組合助成について、従来行ってきました農事実行組合、水産組合、茶業組合と本年も六六○弗が計上してあります。煙草組合の補助については本年より村一円の連合会が出来て居りますので従来の単位組合補助を連合会の方に補助し今度大いに活躍してもらい度いと思います。尚農業協同組合の補助も昨年同様二四○弗でありますがこれは営農指導員の補助であります。その他煙草乾燥室補助金として一棟一五弗の一五棟分一、五○○弗を計上してあります。

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