読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1963年8月発行 読谷村だより / 3頁

失業者の汗みのり 四二〇米の道路完成

失業者の汗みのり 四二〇米の道路完成
 渡慶次部落の東西を走る排水は村道瀬名波線、高志保宇座線の測溝の整備に伴い流水量が一段と増え、渡慶次小学校の運動場から溢れる水も合流して、いよいよ流水が大きく、既設の素掘排水では降雨の度に流出し、両側の屋敷や道路が次々浸蝕され車馬の運行も不能な状態だった。これを村では失業対策事業によって巾員を拡張し、コンクリート排水を伴った改修工事を施行し区民の利便に供している。延長四二十米、就労人員一、○七二人で工費は一、八五○弗、うち政府補助一、四三○弗、村負担四二○弗となっている。

※写真「渡慶次の失体道路」原本参照

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