はなしのサロン おの話
古堅中校 渡久山 朝章
何ごとにも「お」をつけたがる人がいる。
お鍋、お仕事、お掃除-殊に御婦人方に。これもお茶やお菓子お金等とつけないとゴツゴツして味もソッケもなくなってしまう。
お家、おべんとう、まあよかろう、これがお釜(男娼)お奈良漬け(屁漬け?)となるともういけない「今日のお便所のお掃除は男の人ね」「何でえオだけつけてデレデレしやがってヨオー今日の便所の掃除はトコだってヨオ」何も男のオの字まで取らなくてもよさそうなものですが・・・
「お床のまんなかにブラさがっているのなーに」「ハーイチンチン」こんなお床(男)はこまります「今日のテストたくさんお点もらってボクウレチイヨ」単位保留の高校生の兄貴「俺はたくさん汚点残しちゃった」
目出度い人といえば如何にも福相で拾幅の好い人を思い浮かべるのですが、敬ったつもりでもお目出度い人と言ってしまうとまずい女房ことばにおみおつけという話があるが、たかが味そ汁一杯に御御御潰けもなかろうと考えて居たら、果して御味そ御漬けがちぢめられたものらしいそれならみみっちいも御御ちいではないわい。新年早々こんなことを書くことがそれこそみみっちい事かも知れない。もうよそう、ハイソレマデ