“笑顔で投票” 立法院議員選挙終る
内外の注目を浴びた第七回立法院議員総選挙は二十日間にわたる激しい戦いを終え、十四日の投票日は小雨の中を朝早くから清き一票を行使しようと、どの会場も人の群が押し寄せた。どの人も笑顔で投票を終え午後六時を期して一つせいに投票事務を打ち切り、有権者の厳粛な審判が下されれた。
今回の総選挙は戦後二十年という時点において、沖繩の祖国復帰、主席公選、経済の発展策、民生の引き上げ対策などの問題が対決の争点になつて、かつてない激戦となつたが、読谷、嘉手納の第十選挙区においても与党、野党の一騎討とあつて選挙人の関心も日を増すごとに高まり投票率も全琉の八三、三%をはるかに上まわる九四、九%と言う好成績を示した。
候補者の得票数並びに、各投票所の投票率は次のとおり
「得票数」
氏名 得票数
知花 英夫 5,680
当山 真秀 4,402
区分 有権者数 投票者数 棄権者数 投票率
第一投票所
村役所 2,370 2,253 117 95.06
第二投票所
渡慶次小学校 2,783 2,671 112 95.98
第三投票所
古堅中学校 3,338 3,118 220 93.41
第四投票所
喜名小学校 2,238 2,140 107 95.92
計 10,729 10,182 547 94.9
※写真「立法院選挙開票風景」は原本参照