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1966年8月発行 読谷村だより / 1頁

明るく正しい選挙を

明るく正しい選挙を
議会議員選挙 一九六六年九月十一日執行
 戦後一九四八年二月八日第一回目の読谷村議会議員選挙が行われてから、第七回目の読谷村議会議員の選挙が九月十一日に行われます。読谷村選挙管理委員会(池原恒徳委員長)では次のように、明るく正しい選挙の意義と投票の心得について有権者の皆さんに呼びかけております。
 私たちの日常生活を左右するものは、政治であり、その主人公は村民である私たちで、政治は、みんながよい知恵を出し合つてやるのが理想であります。
 しかし私たちは各々職業をもつていて全村民が一堂に集つて政治をするということは不可能なことですからそれでみんなの代表者を「選挙」という方法で選ぶわけです。私たちに代つて読谷村の行政や政治上の決定を行う村議会議員を選ぶために、選挙は一番よい方法であり大変重要な意義をもつております。 
 私たちが政治に参加できるのは選挙を通して実現出来るものであり、よい政治を行う人を選べば住みよい社会が築かれますが、政治を行うにふさわしくない人を選べば政治は後退し、その負担はわれわれ村民が負わなければなりません。
一、有権者が一人残らず投票すること。
二、自分の考えを投票に自由に表わすこと。
三、適格者を選ぶこと。
 新しく有権者になつた人も自分たちのくらしを現在よりもよくするため、この三つのことをよく認識し、今回の議会議員選挙には、明るく正しい選挙を実行されるようお互い努力しましよう。
  ※ 投票の注意
 投票時間は、午前七時から午後六時までとなつております。投票時間におくれてあなたの選挙権をむだにしないように注意して下さい。
 ※ 入場券と投票の方法
 入場券は、投票日(九月十一日)の前日までに各有権者に届くように郵便で送付いたします。投票日には投票入場券(ピンク色)を所定の投票所に各自持参して受付係に提示して下さい。
 もし入場券をなくしたら名簿所在の投票所に行つて係員に申し出て再交付を受けて下さい。
 投票用紙には、候補者の氏名をはつきり書いて投票箱に入れて下さい。候補者の名前の外、よけいなものを書くと、無効票になる場合もありますからとくに注意して下さい。
  ※不在者投票
 投票日に自ら投票所に行き投票することの出来ない人、例えば船員、軍関係の職にある人、又は病気、出産等のため歩けないというような人は不在投票をすることが出来ます。詳しいことは選挙管理委員会に問い合せて下さい。
  ※投票所の区域
 本会場 役 所
波平・上地・高志保・都屋
 第一班投票分会場
       渡ヶ次小学校
渡ヶ次・儀間・宇座・瀬名波・長浜
 第二投票分会場
     古堅小学校
楚辺・渡具知・大木・比謝大湾・古堅・比謝橋・牧原長田。
 第三投票分会場
     喜名小学校
喜名・親志・座喜味・伊良皆。
 選挙管理委員長
     池 原 恒 徳

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