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1966年11月発行 読谷村だより / 1頁

貸し住宅六三二棟建つ 村税に四千弗プラス

貸し住宅六三二棟建つ 村税に四千弗プラス
 読谷村に貸住宅が建つようになり事業として脚公を浴びるようになつて、早や七ヶ年余、その間、ケネデイ政策によるドル防衛によつていくらかの不安はありましたが、順調に伸び去年から今年にかけて再び貸住宅ブームとなり、伊良皆、大木、都屋、大湾西原あたりにぞくぞく貸住宅が建つようになりましたが、さて、村内に何棟の貸住宅があり、村の財政にどれほどプラスになつているのでしようか。
 現在(十月二十日)読谷村内には五〇二棟(村家屋台帳登録)と未登録及び未完成の分およそ一三〇棟、合計約六三二棟の貸住宅があることになります。
 それでは貸住宅からいくらの税金が入つてくるでしようか、まず六六年度不動産取得税について申し上げますと、調定額三・四〇三・八八仙の内、二・三二八二七仙の六八・四一%が貸住宅国定資産税(六七年度)調定額二三・四五九・四四仙の内貸住宅から一・八二六・〇五仙、〇・七%となつており、合計四・一五四・三二仙賦課徴収されることになります。
※「地区別所有者別貸住宅調 1966年10月20日現」は表のため、原本参照。
尚、大湾西原、都屋、伊良皆、大木、古堅に、未登録、未完成の貸住宅が約130棟あります。

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