1967年度育英会事業計画
貸付21名3、430ドル 償還29名2、207ドル
1967年度の育英会総会(会長池原昌徳)は、去る九月二十八日に行われた、総会では、一九六六年度の決算、新年度の事業計画、才入才出予算等が全部原案とおり、決定された。
本村の育英制度は古く、戦前前から長い歴史をもち、戦後は一九五四年の八月から発足し、現在まで実人員八一名の貸費生を育成し、卒業生は、各分野で中堅として活躍している。育英会の現在の募金は、村補助金の一六、〇〇〇ドルで運営され、本土の大学生に対して月二五ドル、沖繩の大学生は月一五ドルの貸付制度で、その償還の方法は、卒業後六ヶ月を経つてから、貸付月額の半額を返済するようになつている。