″また落下傘事故″重さ八、五キロの角材屋根をぶち抜く
二十九日朝、演習中の米軍飛行機から投下された、風速測定用角材が読谷飛行場(ドロツプゾーン)約七百米もはなれた座喜味部落の中心地に落下し、座喜味二〇三、比嘉八郎さん方の屋根ガワラをぶち抜いた。幸い人身には被害ばなかつたが作年六月のトレーラー落下事故による「隆子ちゃん圧殺事件」のさい、「万全な事故防止策を講じる」これ以上「村民に迷惑はかけない」と固く約束しておきながらの事故だけに村民の受けたシヨツクは大きく、降下演習の即時中止以外に私たちの生命の保障は出来ないと、降下演習のいつさい中止を強く訴ている。