砕石場地域の個人有地の保護について
最近軍工事の増強や道路工事等の工事ブームを繁栄して砕石、コーラルブームをきたしておりますが、また本土への輸出産業としても一躍脚光を浴びるようになり、コーラル専用の港までできるようになりましたしかも本村のコーラルは他に類のない良質なものといわれ、ほとんどのコーラル業者が村に集まるようになり、今では十余社を数えるようになった。
それに伴って道路の破損、民間有地に及ぼす被害等が大きく、たとえば(1)隣りの土地が数十尺以上も堀り下げられたため、自分の土地がくずれる心配が出たとか(2)周囲が売られてしまい、そこを業者が掘り下げたため自分の耕作地に通ずる道路がなくなって耕作ができないとか、いわゆる隣接地主間の問題が発生すると思われます。
またすでに発生した事実もありますので、個人有地の保護保全の立場から地主の方々は、次の事がらに注意して自分の土地は自分で見守るようにしましよう。
(一)自分の土地の保護保全については常に注意を払い、もし侵害される恐れ、または事実があるときは、直ちに相手方に対して事実を申し出て心配のないようにしなければなりません。
このことは法律にも定められておりますので賠償も相手方にさせることもできます。
(二)自分の土地は自分で見守らなければなりませんので時々まわってみて未然に防止するようにして下さい。