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1968年5月発行 読谷村だより / 3頁

水難事故は周囲の不注意から

水難事故は周囲の不注意から 
溜池や井戸は必ず柵とふたをとりつけ 今年こそ水禍事故をなくしよう
 これから本格的な夏を迎え心配されるのが子供の水難事故です。
暑い毎日が続くと子供達は暑さしのぎに海や川、近くの溜池等「水」を求めて外で遊ぶことが多くなります。しかし、その楽しいはずの水遊びも、ちよっとした親の不注意や周囲の不注意で子供達の尊い生命を奪うという悲しい結果を招くことがあります
 村では、毎年夏先きなるとこの事故を未然に防止するために海岸を始め部落内の溜池、その他危険な場所に危険標識を立てるなどあらゆる手段をこうじて「水禍事故防止」に努めていますが、残念ながらたびたび犠牲者を出しております。
 今年こそこのような犠牲者を出さないように村では次のことを守るよう呼びかけております。
一、溜池の周囲の柵は丈夫にとりつけられているでしようか。入口の戸はつけられているでしようか、子供達が絶対入らないようにしてあるでしようか。
二、危険な溜池や井戸は必らず柵とふたをしましよう
三、子供達だけで水泳や水遊びをしているときはみんなで注意しましよう。
四、幼子だけの水遊びは絶対にさせないようにしましよう。
五、水泳は必らず指定された安全なところでやりましよう。

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