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1968年8月発行 読谷村だより / 1頁

六月定例議会 一般予算など三十六議案を処理

六月定例議会 一般予算など三十六議案を処理
 読谷村第四回議会定例会が去る六月十一日から二十九日までの十九日間の会期で開かれ、新年度予算案をはじめ三十六件の議案を審議しました。三十六件の議案は常任委員会にそれぞれ付託され、各常任委員会は付託された議案を慎重に審議し、その結果を二十八、二十九日の本会議に報告しました。本会議では常任委員会の報告に基づき質議、討論を行なった後、、二十二件を原案可決、五件を修正可決、四件を承認し、二十九日閉会した。この議会で議決した議案は次の通り。
※一九六九年度一般会計歳入歳出予算について
 予算額は五三七、四三九ドルで前年の四一九、二七八ドルより一一八、一六一ドル増額して計上しております。
※一九六九年度読谷村水道事業会計予算について
 予算額は一一五、七八二ドルで前年度の一一五、〇七六ドルより七〇六ドル増額されております。
※一九六九年度読谷区教育区歳入歳出予算について
 予算額は七二五、一七六ドルで前年度の五八〇、一九八ドルより一四四、九七八ドル増額されております
※読谷村課設置条例の一部改正について
 総務課の中から戸籍、住民登録事務、社会福祉、保健衛生、援護事務を分離して住民課を設置した。
※読谷村特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について
次のように改める。(カッコ内は旧)
村長月額二三〇ドル
       (一八〇ドル)
助役〃 一九〇ドル
       (一六〇ドル)
収入役〃一七〇ドル
       (一三〇ドル)
※読谷村一般職員の給与に関する条例の一部改正について
 職員平均給、月額八五ドル五〇を一〇〇ドル七〇に引き上げた。
※読谷村報酬および費用弁償等条例の一部改正について
 村議会議員報酬を次のように改め期末手当年間四〇割に改めた。( )内は
旧議長月額六五ドル
         (五〇ドル)
副議長〃五五ドル
         (四〇ドル)
議員 〃五〇ドル
         (三七ドル)
※読谷村火葬場使用料徴収条例の一部改正について
本村の火葬場使用料を次のように改める。
一、六才以下一体につき、五ドルを七ドルに改める。但し、村外は一〇ドル
二、七才以上一体につき、八ドルを一〇ドルに改める。村外は一二ドル
三、白骨一体につき 六ドル、村外は八ドル
ただし、本村住民にして、村長が認める貧困のものまたは特別の事情あるものについては使用料の額を減免することができる。
※村道の一部路線認定変更について
 村道の都屋~楚辺線は、都屋バスのりばから、都屋を経由して、楚辺部落を経て直すぐ軍用地にのびて終点となっている。この都屋から楚辺を経て軍用地に直すぐ伸びる路線よりも、都屋から楚辺にのび、楚辺部落内を経て六号線に通ずる路線がより利用度が高く、かつ利用者も多いので一部路線を変更した。
※村道一部認定および路線名変更について
 大木バスのり場から大木部落に通ずる道路(九五米)は村道の大木~比謝線と、政府道六号線を結ぶ重要な路線であるので この部分を新たに認定した。
※土地の賃貸借の契約書の締結について
 渡慶次地域の塵捨場にするため渡慶次瀉野原五三八番地雑種地三〇〇坪(渡慶次字有地)を村が賃貸した。

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