二〇〇万ガロンの配水タンク近く完成 これで水不足を解消
琉球水道公社では読谷村の水不足を暖和するとともに将来の需要量の増加を考えて本村の赤犬子原に二〇〇万ガロンの配水タンクを建設中でありましたが、今月いっぱいで完成予定です
水道タンクの増設にともないタイベースから楚辺赤犬子間の送水パイプも八インチから一六インチに切替える工事もすでに完了しており、十二月からは村内いたるところに豊富な水が供給されるものと思われます
本村の水道は比謝川を水源とするタイベース浄水場(大工廻)から一六号線沿いに嘉手納を経て、南部地域(比謝矼、大湾、古堅、比謝、渡具知、牧原、長田、大木、伊良皆)を配水しながら楚辺赤犬子原の配水タンク(30万ガロン二基)に送水され、配水タンクに貯水された水は増圧ポンプによって中、北部地城(楚辺、波平、下地、座喜味、親志、喜名、高志保、宇座、儀間、渡慶次、瀬名波、長浜)に送水されていますがたびたび需要と供給のバランスがとれず、たびたび中部、北部地域の需要者にめいわくをかけた。
※写真「近く完成する排水タンク(楚辺赤犬小原)」は原本参照