待望の村誌を発行 役所でお求めを
村では、読谷村誌の編集をすすめていましたが、待望の「読谷村誌」がさる五月に仕上り、村内外から好評をはくしている。
戦後二〇余年、廃墟の中から立ち上がり、復興から発展へと力強く歩みつづけて、ここに二〇余年を迎えた本村は産業、経済、教育、文化等、村勢が著しい発展をとげております。その「発展への過程」とそれを築いた先覚者、村の生い立ち、あるいはそのなかに生まれた風俗、習慣、郷土芸能、民芸及び名所、旧蹟を、読谷村にくわしいサンデータイムス編集局長徳田安周氏、ラジオ沖繩営業部長山川岩美氏、沖繩タイムス記者屋宜光徳氏、元沖繩時報編集局長仲本政基氏のすぐれた執筆により、収録してあります。
郷土を理解し、さらに繁栄させるために、村民の皆様に「読谷村誌」をおすすめいたします。
村誌の内容
第一章・読谷むかし むかし
第二章・有史時代
第三章・政治行政
第四章・産業経済
第五章・教育文化
第六章・大東亜戦争
第七章・いにしえを語る
第八章・部落の生いたち
発行所読谷村役所
三一四ページ
定価 二ドル