1970年度 むらの財政
読谷村告示第9号
財政公表(第17回)市町村自治法第177条第3条および読谷村財政状況の公表に 関する条例第3条第2項の規定により、読谷村の財政の状況を公表する
1970年3月31日
読谷村長 池 原 昌 徳
才出
才出予算総額六九万三四二八ドルに対して、二八万〇〇二四ドルの才出額となり四〇・三八%となり、一九六九年度の同期は、三八・四九%と比較いたしますと高いことになります。予算額の伸びも一一七・六七%となり、各款における執行状況は(1)議会費、五八・四二%(一六九年度同期や五〇・五〇%)(2)役所費、六〇・一八%(五七%)(3)土木費三二・五五%(二五%(4)社会及労働施設費六〇・六二%(五七%)(5)産業経済費二九・三一%(三〇%)(6)選挙費五四・九四%(四六・四一%)(7)諸支出金六〇・六二%(五七%)などは、いづれも一九六九年度予算の同期より高いことになります。また(8)消防費五七・九〇九〇(六一%)(9)保健衛生費四〇・五八%(四六%)(10)教育費負担金三三・六三%(三五・六七%)などはやや低いことを示しています。特に保健衛生費が低いのは、伝染病予防費等におけるえん霧消毒に用する原材料費の薬品購入及びその散布の事業が、これからの夏にかけての四、五、六月に行なわれるためである。
※「5ヶ年の決算の推移」「1969年度決算の財政カ指数」「村から部落への経常的補助金、交付金(1969年度決算)」「部落別村税負担額調(1969年度)」「支出済額」「歳出予算額」は表のため、原本参照。