保健思想の向上を目指す 保健教室開く
村役所、コザ保健所の共催で、保健教室が開講されます。
これは、各部落毎に一ヶ月間、毎週月曜日、午後二時から四時まで公民館で行うもので、コザ保健所の医師、衛生課、公看、栄養士、村役所職員が、講師となって、結核、成人病、食品及環境衛生に関する村行政などについて、専門的な人が指導するものです。
この目的は、一般住民及び婦人会を中心に、結核、成人病の予防と、食品及び保健環境の衛生思想を高め健康で明るい生活を村民が営なめるようにしようということです。
そして、その方法として、
※結核を予防するためには個人として、又集団として実際にどんなことに注意し行動しなければならないか。
※成人病の予防には日常生活において、又、食品及び環境衛生について、どのような注意が必要か。
※保健教室で学びながら種々の検査を受け、今後の健康管理に役立てる。
※村行政の中の、保健、環境衛生がどのように行われているか。
などが中心です。
計画では、一ヶ月毎に各部落を巡回し、受講者を約二〇名程で、全日程に出席した人には、修了証を交付することになっています。
次は開講プログラムです
保健教室プログラム
第一週 月 8月2日 内容:オリエンテーション 結核予防抗議及討義 ツベルクリン検査 保健所 医師
第二週 月 8月9日 内容:成人病予防(映画) 食品及環境衛生について 血圧測定 検血(梅 反型Hb) 保健所 衛生課 公看
第三週 火 8月17日 内容:歯の衛生について 映画 保健衛生に関する村行政 公看 役所
第四週 月 8月23日 内容:母子保健 一般栄養について 終了式 反省会
公看 栄養士