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1973年1月発行 広報よみたん / 7頁

沖縄三協アルミ操業開始 月産五〇トン目標

沖縄三協アルミ操業開始 月産五〇トン目標
 月産五〇トンのアルミ加工を目ざし、工場建設を急いでいた株式会社沖縄三協(喜名景太社長)がこのほど完成し、去る十二月二日より耐風型サッシュの製品加工を開始した。
 この沖縄三協は、資本金八千万円、地元建材業二五社の協力を得て、アルミサッシュ業界王手、本土の三協アルミニューム工業と提携して会社を設立、伊良皆(国道五八号線沿)に用地約六千平方メートル、加工場千二百平方メートル、月産加工能力五〇トンの近代的生産加工設備を有するアルミ工場です。
 沖縄三協(従業員六〇名)は全県下に二五の協力店をもって販売網の整備拡充をはかり、沖縄の特殊性から耐風サッシュの三A七〇Tなどを加工、当面沖縄市場で一五パーセントのシェアを確保し、目玉商品は台風に最強の百~七〇ミリのサッシュだという。
 本村には、沖縄三協の進出とともに数種の企業が進出を伺っており、ことに本土照明器具大手の小糸製作所は本村進出を決定し、用地の確保もほぼ完了して、本村の開発基本構想にそって着々と工場建設の準備が進んでいる。

※写真「操業を開始した沖縄三協アルミ工場」は原本参照

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