寒風をついて出ぞめ式
好例の昭和四八年の年頭をかざる村消防団の出ぞめ式が、去る一月六日、村役場中庭で盛大に行なわれました。
この日は小雨まじりのきびしい寒さの中を知花行雄団長以下二十七名の団員が勢ぞろいし、恐ろしい火災から村を守る決意も新たに日ごろの訓練の成果をひろうした。出ぞめ式は、全団員の暁の結集で始まり、朝早く村内の街頭パレードを行ない村民へ防火をよびかけた。
また役場中庭では来賓多数の見守る中で二台の消防車から色あざやかにみごとな放水訓練も行なわれた。午後からは記念式典が行なわれ、県消防協会から永年勤続者の表彰が行なわれました。今回表彰を受けたのは十年勤続の棚原栄春氏、天久勲氏の二人です
なお村消防団では次のことについて村民への防火をよびかけています。
※出るとき寝るときの火の始末によく注意しましょう。
※たばこのすいがらは消してあるか良くたしかめましょう。
※消したはずでは焼えるはずやいて泣くより笑って用心火の用心。
※石油コンロやストーブは正しく使いましょう。
※たばこの投げすて、寝たばこはやめましょう。
※消火にそなえて各家庭、事業所に消化器をそなえましょう。
※火事になってもおちついて、ただちに局番なしの一一九番に電話いたしましょう。
※写真「熱のこもったデモンストレーション」は原本参照