読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1973年7月発行 広報よみたん / 3頁

140万坪 開発計画の第一弾 ボーロポイント地域  残波公園などの開発構想

〔170号2ページの続き〕

画が完了する。また、リゾートホテル、研修文化村もこの時点で工事完了の予定。
 開発展開終了時は、サイクリング道路の完了、郵便局、救急センター、マリーナが完成する。別荘村は、第三開発時点から基盤整備されこの時点で誘致を終了する。
 最終局時においては、屋内体育館、医療センター、研究施設の併設が行なわれボーローポイント開発計画は完了する。
 最終局時においては、屋内体育館、医療センター、研究施設の併設が行なわれボーローポイント開発計画は完了する。
 この開発計画が完了すれば県内で数少ないレジャーセンターとして生まれ変ります。
 また、開発に伴なって、村民福祉につながるいくつかの開発利益があります。
(一)、観光客や日帰り客の増加で、新しい商売ができるようになり、現在の倍も需要が増加する。(二)、新しく働く場所ができる。
(三)、生産性の高い農業ができる。
(四)、生活文化施設が充実する。
(五)、交通の便利がよくなる
(六)、文化的な近代施設と豊かな自然資源を持つことにより、本村の知名度が高くなる。
 それに対して開発に伴う不利益な点も数多い。
(一)、村全にわたり地価の値上りが見られ物価や人件費などに影響が見られる。
(二)、観光客が増加し、風俗営業が増加し、風紀などが悪くなる恐れがある。
(三)、入ってくる車や人が増加し交通公害の増加する恐れがある。
 このように、開発計画は一歩踏みはずせば本村の厚生文化都市の基本構想からかけはなれた結果となり、当初計画の開発計画が大きく後退することになる。ボーローポイント開発計画は綿密な計画と進出企業をチェックし、村民が安心して住める豊かな村づくりとして、また、広大な軍用地の跡地利用計画の第一弾として同開発計画を成功させたいものです。

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