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1973年12月発行 広報よみたん / 1頁

座喜味城跡の遺構調査進行

座喜味城跡の遺構調査進行
 座喜味城跡を跡史公園化するための本格的な遺構発掘調査が去る十一月十三日からはじまりました。
 座喜味城跡は一四五〇年に護佐丸によって築かれた城です。
 同城跡の本丸部分は米軍の通信隊基地にとられ、ほとんど原型を失なっているが二の丸の石門は今も当時の英傑を誇り雄大な姿をとどめている。
 修復工事は国庫補助により昭和五十年までの三ヶ年計画で総額約一億八千万円をかけ修復するという。
 今年度は、約六六〇万円をかけ、城跡の遺構発掘調査を行なって修復設計を行なう。
 座喜味城跡は昭和四七年五月十五日に国指定の文化財になっており、城跡を中心に史跡公園化をはかる。
 すでに場内整備が進められ、特に現年度予算で歴史民俗資料館をつくり、そこに読谷山花織、民具、民芸品を収蔵し広く一般に公開することにしている。

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