村商工会を設立 初代会長に安田慶文氏
村内における中小企業の育成をめざし、商工業の総合的な改善をはかり、合わせて村民経済の健全な発展に寄与しよう-と去る十一月十一日午後二時から村中央公民館で、村商工会設立総会が開かれました。
総会には村当局をはじめ村内中小企業者百三十名が出席して開かれました。
商工会の結成は、復帰後本土経済圏への移行、基地経済の縮小、物価の高とう等、中小企業者はきびしい時期を迎え、この機に村の商工業者が企業経営の健全な発展を図ると同時に指導体制の強化を図り、一致団結して、会員相互の連帯感を高め、共通課題に対処するために村商工会の結成は村内の商工業者から結成の気運が高まっていた。
発起人が代表して比嘉山三氏は「本村は中部広域都市圏として指定され都市開発計画が進められようとしている。一方復帰後の異状な物価上昇などのために、中小企業はきびしい時期を迎えている。この時期にわれわれ中小企業者が企業経営の調査研究を重ね、会員の親睦をはかり一致団結して共通の課題に対処するため商工会設立の計画をした」とこれまでの経過報告を行なった。
その後総会は、総会成立宣言の後、議長団選出があり、議事の審議に移った。
議事は、(一)、定款案の承認(二)、昭和四八年度、四九年度の事業計画の承認、(三)昭和四八年四九年度収支予算案の承認、(四)、役員選出などについて審議し、原案通り可決した。
昭和四九年度の事業計画
(一)、商工業者の実態調査
商工業者の業態別、規模別、雇用別労働力の状態を調査し村の産業別、職業別上に占める比率を掌握し、商工会の長期計画を策定する。
(二)、制度賃金説明会
設備近代化資金、設備貸与、季節資金等の県中小企業融資制度の説明会を開催し、会員が気軽に利用できるようにする。
(三)、適正課税の指導
青色申告制度の普及を推進し、簿記講習会を開催して簿冊の記帳指導する。
(四)、経営研修
経営合理化、体質改善を図る研修会を開催する。
(五)、指導事業の推進
経営指導員と連絡協調して指定事業を積極的に推進する。
(六)、講習会等の開催
経営の合理化、近代化をはかるための講習会、講演会、説明会を開催し、会員の参考に供する。
(七)、広報宣伝
各種情報、資料を収集整備し、会報や文書をもって会員に提供する。
(八)、関係団体との提携協力
県商工会連合会に加入したら、全国連合会とも提携して経済情報の交流、必要な援助指導の受け入れを行なう。
等の事業計画を決めた。役員選出については
会長 安田慶文
副会長 比嘉山三 松田昌徳
監査役 比嘉義雄 大城幸雄
がそれぞれ選出されました。
※写真「村商工会の設立総会」は原本参照