読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1974年4月発行 広報よみたん / 8頁

救急車利用に理解と協力を

救急車利用に理解と協力を
 最近、特に出動要請が多くなった救急車について正しい認識と村民の御協力をお願いします。  救急車とは、事故が発生してけが人が出たとか、搬送に急を要する病人がある場合にこれを最寄りの病院等に迅速に、かつ安全に搬送することを任務としているものです。そのほとんど突発事故に限定されているものであり、その意味において何んでも救急車というわけにはいきません。ということは、、救急車をタクシー代用に使ってはいけないということです。敢えて苦情を呈するわけではありませんが村民が次のとおり御理解をお願いします。
(1)、救急車を事前に予約することはできません。
(2)、病院等で入院する場合入院の準備をして救急車で入院の病院へ行くといったことはできません。
※正当な使用人
①火災現場等での発生事故
②自然災害時における事故
③水泳中の溺者又は誤って水に落ちた等の不慮の事故
④交通事故
⑤各種工場、事務所において就労中に発生した事故。負傷、ガス中毒、ケーソン病等の労働災害事故。
⑥、運動競技中に発生した事故で直接運動競技を実施している者、審判及び関係者の負傷、又は疾病等の事故の場合。
⑦公衆集会所、街頭又は、屋内で発生した事故
⑧明らかに犯罪による傷害等と認められる事故
⑨自殺の目的で高所よりのとびおり、河海及び服毒等による自損行為者
⑩公衆集会所及び、街頭で発生した急病者、又はガス類による中毒、食中毒、異状分娩、腸捻転及び気道閉鎖等による事故で救急車で搬送しなければ生命に危機を及ぼすと認められる事故の場合。
⑪その他、各前号に該当しないが常識的に緊急、不慮の事故と認められる場合。
 以上救急活動を円滑にするために救急以外の使用を御遠慮下さるようお知らせいたします。

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