読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1974年9月発行 広報よみたん / 8頁

広がる友情の輪 淡路町青年交流団来村

広がる友情の輪 淡路町青年交流団来村
 「友情の輪を広げよう」と兵庫県淡路島淡路町青年交流団一行七名が去る七月二十一日来村し、二十三日までの三日間村青年団協議会を中心になごやかな交流会がもたれました。
 交流会は今回で四度目とあってわきあいあいと、海をへだてた青年の友情のきずなをしっかりと誓いあっていた。
 交流会の三日間は、野外交流を中心に行なわれ、ソフトボールをかわきりに、夜はキャンプファイヤーを囲み南国沖縄の星空の下でフオクダンスや、盆おどり歌ごえやゲーム、民族芸能の夕べ等が催された。
 最終日の晩は、読青協役員、山内村長、石嶺教育委員長、宮城教育長を囲み、なごやかに交歓会が催された。その中で淡路町の安藤団長は、「両町村の長期的な青年団交流を基に、当地での研修によってより深く沖縄を知り、明日を背負う若人の成長とあわせて、青年団交流が将来、淡路町と読谷村が姉妹町村のかけ橋となるよう、お互いの有情の輪をさらに広げようとあいさつした。また、これに対し、読青協仲宗根会長は「両町村の交流の中から村青協が学び得たことは大きい、特に昨年十一月村青協から初の県外研修として淡路町研修ができたことは両町村の交流の成果として高く評価したい。今後も交流を深め、両町村の青年団活動の発展をめざし、姉妹町村のきずなをしっかりと結んで行なう」と語った。
 青年団交流は交流自体も意義あるものだが両町村交流をいつまでも大切にし、かたく結ばれた友情の輪をさらに広げてほしいものです。

〔写真〕「なごやかに交流会」原本参照

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