今期きび価格一万五千円に -陳情団の皆さんごくろうさまでした-
今期のさとうきび価格はトン当り一万五千円と決定しました。これは、最低生産価格トン当り一万一千二百円に奨励金三千八百円を加算したもので前期より五〇パーセントアップとなっています。
だが、生産者要求の一万八千円を三千円も下廻り要求貫徹できなかったことは残念です。
今の超インフレ下で一万八千円の要求はキビ生産農家の最低の要求であったはずだが、これが認められなかったことは、今後のキビ作農家に大きな不安をいだかせるのではないか。
昨年の史上最高だといわれたキビ生産高も今日の狂乱物価によって帳消しとなった現在、今期のキビ価格決定には大きな期待がよせられていたはずだが、
また、キビ作農家の要求していた三ヶ条、①、糖安法第二十一条を生産費及び所得補償方式に改めよ、
②、さとうキビ最低生産者価格を一万八千円にせよ
③、さとうキビ生産基盤整備を大幅かつ早急に実施せよ、以上三つの要求も、政府の厚いかべに立ちふさがれ、求は受け入れられませんでした。
尚、今期のキビ供給価格貫徹のため県内から一千人の陳情団が上京し、政府の関係各省庁に精力的な陳情を行なってきましたが本村からも安田慶造助役をはじめ、議会代表、山内真永氏農協側から嘉手納良正氏、外キビ作農家から八名、計十一名の方が本村を代表して精力的な活動を行なってきました。ほんとに、ごくろうさまでした。以下陳情団の氏名を紹介します。
安田慶造氏(助役) 山内真永氏(議会) 嘉手納良正氏(農協) 比嘉自源氏(喜名) 照屋寛一郎氏(座喜味) 上地誠徳氏(波平) 神谷嘉一氏(瀬名波) 津波清助氏(長浜) 池原隆盛氏(楚辺) 玉那覇朝行氏(大木) 松田文太郎氏(大湾)