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1975年2月発行 広報よみたん / 3頁

のべ九〇人を動員 役場職員のキビ刈出し奉仕作業

のべ九〇人を動員 役場職員のキビ刈出し奉仕作業
 製糖期の最盛期に入り、今村内各地では猫の手を貸りたい程の多忙時、その中にあってキビ刈出しの人夫が思うように集まらずキビ作農家は四苦八苦。
 とくに老人世帯、母子世帯においては、労賃の高とう、物価高にあって、キビ収穫時は深刻な悩となっている。
 その中で、村役場職員組合、自治労(大湾近常委員長)では、初の試みとして、今期製糖期から、キビ収穫に困っている母子世帯、扶助世帯を対象にキビ収穫の助っ人として活躍しました。
 この目的は、世界的な食糧危機に直面しようとする今日、役場職員みずから、農業をみなをし、農家と連体し、農業を発展させ、共に行動を起こすことを目的とし、去る一月二十三日から二月三日まで延べ九〇人の職員労働組合が一日年休を行使して行なわれた。
 初日は、波平一九〇番地の比嘉カマさんのキビ畑に動員がかけられ、日頃ペンを手にしている職員の手はカマに早がわりし、慣れぬ手つきにとまどいながらも三〇〇余坪のキビ畑は、またたくまに刈り取られ収穫のよろこびを農家とともにわかちあっていた。
 今回の農家一体のキビ収穫にあたって若い組合員は「このことについてもっと早く気ずくべきだった。農業についてはまず役場職員自ら体験し、農業の尊さを学び、農業政策の推進をはかるべきだ」と額に大粗の汗を流しながら語っていた。
 また、応援を受けた比嘉カマさんは「毎年収穫になると人夫の心配をしている。今年は役場労働組合員のおかげで無事収穫を済ませることができホットしている。」と収穫のよろこびを語っていた。
 労働組合幹部は、「農家の方がよろこんでもらえたことは一応の目標が達成されたものだと思う。今後続けていくかは自治労県本部と話をにつめて行きたい。」としていました。

〔写真〕「役場職員による奉仕作業」原本参照

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