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三、実施項目
(1)第一次産業の振興
本村にとって、村民の生活を安定させるためには、第一次産業の振興がきわめて重要な課題であります。その課題に応えるために新年度は、農振の整備計画を立て、産業振興の基盤整備や、新規事業等を計画し前向に鋭意努力していく考えであります。
(イ)新規事業
(農業構造改善事業第一年次分として国県の補助を受けて)
①農産物の共同集出荷場(実施主体は農協)
②漁船用通信施設(漁協)
③漁船用給油施設(漁協)
(ロ)補助事業
④特産野菜団地の補助事業(南部地域)
⑤高能率生産組織育成対策補助事業(北部地域)
(ハ)畜産業の振興助成事業
▽農業生産団地造成にあわせて、畜産振興を図るため農業近代化施設による協業的経営を行なう施設等に対し補助し、本村の第一次産業のパイロット的役割を果し、村民の生産意欲の高揚を図ることを目的として行ないます。
⑥楚辺養豚団地施設への補助。
▽肉用牛、乳牛等の振興を図るため、規模拡大による経営農家を奨励するための補助事業として。
⑦肉用牛、素牛購入補助事業。
⑧肉用繁殖素牛購入補助。
⑨乳用牛購入補助事業等を計画しております。
(二)農業用灌水施設補助
▽農業生産基盤整備の一環として、灌漑施設に対し補助し、農業生産所得の増大を図ることを目的として行なう。
⑩楚辺棚内の農業用灌水施設補助。
(ホ)パイプハウス展示圃設置補助事業
西瓜、ピーマンを主体とした経営施設の投資効果と永年そ菜ハウスの土壌障害等の問題を調査研究するため、移動可能な簡易なパイプハウス展示圃を設置させ栽培効果を調査する。この事業は四~五年間継続研究する計画である。
(ヘ)給食センター用野菜実験事業
村内で栽培可能な野菜を選定し、学校給食用野菜として提供することになり、流通のコスト低減と新鮮な野菜の供給及び農家の安定した経営を目ざすことを目的とし野菜実験事業委託料を計上し委託栽培させる考えであります。今後の重点施策として給食用野菜の委託栽培の資料作成をするための生産費調査等を考えております。
(ト)地場産業の育成強化
現在までに読谷花織の講習会を終了した方は七〇名に達し、後継者養成は一応終り、今年は修了生を中心にして、法人組織をする計画であります。法人化することによって読谷花織が伝統工芸として国の指定が受けられ、保護育成の為の補助金の交付対象となります。このように法人化することによって読谷花織が地場産業として発展する基礎を築きたいと思います。
村政に対する基本姿勢
① 平和と民主主義、人間尊重の村政を基調とする。
② 経済生活の向上安定。
③ 住みよい、明るい村づくり。
④ 村民の福祉増進。
⑤ 民主教育の充実と文化の発展。
⑥ 返還軍用地問題の解決促進。
⑦ 地方自治の確立。
昭和50年度の重点施策
① 第一次産業の振興
② 教育書条件の整備と文化の振興
③ 社会福祉の増進
④ 生活環境の整備
⑤ 農振地域、都市計画用途地域の整備
⑥ 返還軍用地問題の解決促進
⑦ 平和な住みよい村づくりの推進
⑧ 読谷飛行場の返還要求運動の推進
⑨ 地方自治の確立への努力