計画をたて楽しい夏休みにしよう
こどもたちにとって夏休みはたのしい思い出と幾多の夢をさそうすばらしい日々です。今年も七月二〇日から八月三十一日まで長期の休日に入りました。
四〇日余の夏休みはふだんの日曜、祭日とは目的がちがいます。夏休みの期間は暑さがきびしく学校で学習することに余り適しないということで設定されています。夏休み期間中は、
(1)、学校での学習のおくれを取りもどすこと。
(2)、夏休みにしかできない学習(旅行、林海学校、社会見学)をさせること。
(3)、子どもの興味、能力をいかす学習計画を立てること。この三つをうまく調和させながら夏休みをすごさせましょう。夏休み期間中は夏の自然の中で遊びながら体力をつくり、自主的に学習させ規律正しい日々をすごさせ、いろいろな経験をする機会をできるだけ多く計画をたててほしいものです。また四〇日余りの長期の休みで気がゆるみがちです。とくに交通事故には常に注意しあいましょう。
夏休みの心得
(1)、学習指導
※家庭学習は朝夕のすばらしい時間を見はからってさせましょう。(午前九時~十時、午後五時~六時)。
(2)、生活指導
※朝のラジオ体操に参加させよう。(早寝、早起の励行)
※共通語、あいさつの指導(休み中に悪くなりますので気をつけましょう)
※夜遊びに注意(夜の外出を禁止させる。)
※映画見学は父兄同伴で見るようにさせましょう。
(3)健康指導
※ねびえ、過労、蚊にさされないよう保健に注意しましょう。
※夏の伝染病にかからないよう、特に外出のときは帽子を着帽させよう。
※病気の早期治療に努めましょう。(特に担任の先生から注意のあった子)。
(4)、安全指導
※左側通行、路上でのあそび、立入禁止区への出入りをさせない。
※正しい道路横断の指導、自転車の二人乗りに注意。
※遠方に一人で行かせないよう注意する。
(5)、水泳指導
水泳には一人または友達同志だけでは絶対行かせない。必らず泳ぎのできる父兄と行くようにさせよう。
以上のことをよく注意し楽しい夏休みを過ごさせましょう。