読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1976年5月発行 広報よみたん / 3頁

新入生をもつお母さんへ 帰ったらまず緊張をほぐそう

新入生をもつお母さんへ 帰ったらまず緊張をほぐそう
 新学期のあわただしい忙がしさから早や一月、こどもたちは大部おちつき楽し学園生活を送っていることでしょう。
 小学校から大学まで、新しく入学するこどもさんにとって人生の一つの関門に立つたわけです。新学期はそれからはじまるスタートラインです。
 まだ小さな幼稚園や小学校のお子さんですと今までと全くちがった環境にはいったせいか緊張しきって一日を終え、家に帰ると、登校する時ほどの元気さはどこやらぐつたりしていることがあります。
 お母さんは、学校で何かあったのではないかと心配のあまり「どうしたの」とせっかちに問いつめたりしていませんか。帰ってきたばかりのお子さんにすぐ、今日は何があったのとみんな報告させるように仕向けるのは無理です。
 お母さんも、何かと家事の多いときですから、学校でのできごとは、夕食のひとときでもみんなで話し合う程度にして、まず、お子さんの緊張をほぐしてあげて下さい。あまり疲れているようでしたら、一時間ぐらい昼寝をさせるのもいいでしょう。
 親も子も、洋々とした人生の門出に胸をふくらませている新学期です。学校の楽しさを憶えるのはこの瞬間です。お友だちがふえ、お勉強の楽しさはそこから生まれます。少々いやな学科でも、みんなでいつしよにやるおもしろさを身体でおぼえるのがこの時期です。ただ、家へ帰ってから今日のできごとをみんなお母さんに話さなければ遊に出してくれないと、こどもに思いこませるのが、お母さんの一番悪い家庭教育だと思って下さい。
 毎日絶えることがない交通事故の中で、幼児の受けた事故ほど胸をつくようないきどうりと悲しみを与えるものはありません。それもちょっとした大人の不注意から起きることの多いことも反省しなければなりません。
 だいじなお子さんの生命を守ために、安全に通園通学できるように正しい歩き方、および横断のしかたを十分身につけさせましょう。また、家庭で安全についての話し合いをし、事故の恐ろしさや、きまりを守ることの大切さをよく教えてあげましょう。
 時間に対する関心の不充分なお子さんに無理はいけませんが、登校前の身じたくなど時間に間にあわせて自分でできるようにさせ「朝は少しゆっくりしないと事故のもとになるわよ」など時間と人間の気持ちのあり方などについいて話し合うことが必要ではないでしょうか。

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