豊かな農業の振興をめざし 座喜味地区農村総合基盤整備事業 総工費3億円
農業生産性の向上を図るとともに健全な農村地域の建設をめざす「座喜味地区農村基盤総合整備事業」の起工式が去る十二月三日午後三時から座喜味横田屋原入口において行なわれました。この事業は、県内で昭和四七年から市町村を単位として進められている「農村総合整備モデル事業」のミニ版ともいうべきもので県内では始めての事業です。同事業によって座喜味地内の生産基盤と生活環境を総合的に整備して「住みよい農村づくり」をねらいとするものです。
事業目的として農業用道路、農業用排水施設、ほ場整備などの農業生産基盤の整備、これに密接な関係を有する農業用集落道路、農業集落排水施設などの生活環境施設の整備を総合的かつ計画的に実施されます。
この事業によって、座喜味集落地内の生活環境整備と、喜名田原、前田原を中心とするほ場約十七ヘクタールにおいて生産性基盤の整備が行なわれます。それらの総工事費は三億円。その内、七五%は国庫補助、十二・五%は県補助、残りは村および受益者で負担し昭和五四年の整備完了をめざし四ケ年計画で進められます。
その第一期工事、農道整備四三〇メートルと集落内道路一九〇メートルの整備工事が山内組へ請負額干六百万円)によって二月二七日の竣工予定で工事が進められています。
座喜味地区のほ場整備地域は現在、農道、排水施設の不備によりそのほとんどが荒ぶ地の状況ですが、整備後は農地の交換分合等で農地の集団化を図り、農業経営の合理化を推進する計画です。主要作物は、いもさとうきびを中心に野菜を取り入れ、農業所得の向上と住みよい農村建設づくりをめざします。