「青年の祭典」にぎわう 踊いクワーデイサーに万雷の拍手
「若人の祭典」「青年の祭典」と知られる読青協(知花俊治会長)恒例の第十八回村青年まつりが去る二月十二日午前十時から読谷中学校体育館で開かれにぎわった。
青年まつりは青年会活動の一年間の総合発表の場で、併せて会員相互の親睦を図り、組織の強化を図る目的で毎年開かれている。
青年まつりは、作品展示の部と総合発表の部に分かれて行ない、作品展示の部には手工芸品、洋裁、和裁、写真等を中心に約七〇点。また、総合発表の部では、弁論、体験発表、研究発表、コーラス、群舞など十二部門四六のプログラムが準備され、各種発表とも常日頃の青年会活動の成果を充分に発表し、かけつけた青年会仲間から盛大な拍手を受けていた。
ことに琉舞発表の部、高志保青年会の津波豊美さん外五名による「踊いクワデーサ」は、色あざやかな花笠に紅がた衣装がよくにあい、古式豊かに踊る姿につめかけた会員はついうっとりみとれていた。
また、コーラスの部では楚辺青年会の池原栄勇君外二四名による「与那国のマヤー小」は軽やかなリズムにのって、つい心も軽やかに会場いっぱい大合唱がこだましていた。
洋舞の部では、大木青年会の宇良謙二君外七名による工ーデルワイヌは、美くしくかなでるリズムにのって舞台せましに群舞する姿は実に優雅で美くしく、会場の仲間たちを心ゆくまで魅了させていた。この日の会場には読青協傘下の青年会員約六〇〇名が参加し、長時間にわたって会場は若さがみなぎっていた。