読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1978年3月発行 広報よみたん / 7頁

カメラでみる昭和52年度で実施した事業 !住みよい明るい村づくり! !平和で豊かな村どくり! !これらの事業が実施されました! 社会福祉の充実をめざし 快適な生活環境の整備をめざし 昭和52年度で実施された事業

〔218号6ページの続き〕

社会福祉の充実をめざし
 戦後派人口が過半数を占める今日、家族制度の変革、核家族の進展等に伴なって一人住しの老人世帯は年々増大しつつあります。
 本村における六五歳以上の老人は、村人口の七、七%に当る一、九七三名で、次第に老令化への移行が見られます。
 今日のお年寄りの方々は、戦前・戦中・戦後といった激動、かつ多岐多難の時代をご苦労してこられた方々であり、荒廃しきった廃虚の村を、再建、復興へと骨身を磨り減らす程にご苦労なされ、激動多難な時代に中心的活躍をされて来た方々が今日の老人達です。
 こうした激動な時代を過ごされてきた老人達の福祉こそ、村民一人びとりが自らの問題として真剣に考え取り組まねばならない重要な課題だと思います。
 本村における老人の福祉行政は、お年寄りが健康で明るく、生きがいのある余生を送っていただくために物心両面にわたる幅広い福祉行政の充実に努める中でとりわけ、老人無料健康検診はじめ、家庭奉仕員の派遣を必要とする身寄りのない老人世帯には二人の家庭奉仕員を派遣、独居老人については健康飲料の無料給付、敬老見舞金の給付、インターホンの設置、それに村長の見舞訪問などの生きがいを高める施策を積極的に推進し、村民全体がゆとりある心の福祉をめざして積極的に取り組んでいます。

快適な生活環境の整備をめざし
 道路は、私たち人間の体内でいえば血管の役割を果すものであり、私たちは道路の利用なくして生活することはできないものです。
 とくに、近年は、経済文化のめざましい発展に伴って、生活圏がますます広域化し、道路の整備は急務になっています。さらには、近年の経済成長に伴いモータリゼーションの進展が著しく増大する中で道路の整備拡充はとりわけ急務とされています。
 村では、昭和四七年分らスタートした第一次村道整備五ケ年計画が完了したのに伴い、昭和五二年度から新たに第二次村道整備五ケ年計画をスタートさせ、より快適な生活環境の整備をめざしています。

※写真、表「昭和52年度で実施された事業」は原本参照

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