春の全国火災予防運動が実施されているさ中の三月十日、村消防本部による実践さながらの消火訓練及び救助訓練が役場構内で行われた。
この日の訓練は役場内において火災が発生したと想定し、訓練は行われた。午前九時火災発生の通報を受けた消防本部は、けたたましいサイレンを鳴り響かせ消防車二台救急車が役場構内にのり込みけむりに巻かれた庁内の消火態勢に入った。
事の起りを知らない職員、来客はスワッ!役場が火事だッと一時は右住左往の大混乱。あとで消火訓練だと知って「アーよかった」とホットした様子を見せる来客も見られた。
一瞬にして大事な財産をすべて灰と化す恐ろしい火災。ときとして人命をも奪い、一秒を争う消火活動は迅速性かつ敏捷性が要求されます。今度の消防訓練は通報後一分たらずで現場到着。すばやく消火態勢に入るほど、機敏かつ機動力ある消火訓練が披露された。
訓練とはいえこの日の消防士の眼差は真剣そのもの。その姿は村民の生命と財産を守るファイヤーマンとして日頃の訓練成果をいかんなく発揮し、見守る職員、来客からあたたかい拍手が送られていた。
このあとレインジャー訓練の披露が行われた。レインジャー活動は通称救助活動を意味し、その極限状態の中で特殊な技を駆使して人命を救助する。いわゆるゲリラ救助ともいえよう。
この日、役場屋上間にロープを配し、命綱をたよりにたくみにロープをあやつり、目標地に向ってスルスルと忍者ごときの特殊な救助法の訓練成果の披露があった。中でも基本技法の「モンキー渡り」「ちどりあん渡り」など一本のロープの上をスイスイ流れるように地上十mを渡り歩く筋金入りのファイヤーマンに、地上の人は一様に手に冷汗を握り、初めて見る綱渡り救助活動にド肝を抜かされていた。
(写真)スルスルスル~あツ!忍者ダツ!黒覆面をヘルメットに変えレインジャー訓練の成果を披露する筋金入りの本村のファイヤーマン。
※写真は原本参照
畑への火入れは必らず消防本部に連絡を
さとうきびの収穫も無事終り、ホット一息入れたつかの間の休息。きび作農家は今や来期の増収をめざし肥培管理に大わらわ。
ところで、収穫後のキビ畑の焼払い作業が各地で見られます。この時期はとかく野火火災の発生が多く見られます。その多くの原因は焼畑からの延焼がほとんどです。焼畑への火入れ時は充分に気をつけましよう。
尚、村消防本部では次のことについて注意の呼びかけとご協力を求めています。
※畑への火入れの際は必らず消防本部(電話-三九三三)まで連絡いたしましよう。
※周囲の安全確認には充分つとめるようにいたしましよう。
※一度に大量の焼き方はやめ、少しづつ時間をかけて焼き払いましよう。
※延焼防止に細心の決意をし、周囲を二~三メートル位いの防火帯をつくってから焼くようにいたしましょう。
※万一、周回への延焼が認められたらあわてず、すみやかに消防本部に通報しよう。