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1978年10月発行 広報よみたん / 2頁

新しい議員による9月議会定例会 9月28日~10月7日 議長に新垣秀吉氏を再選 副議長には伊波栄徳氏 常任委員の割当

新しい議員による9月議会定例会 9月28日~10月7日
 村議会は九月二十八日、議員改選後初の議会定例会を開催した。今議会には先の村議選挙で当選した二十二名の新しい議員が勢ぞろい。胸に真新しい議員バッチをつけ、さっそうと議場に姿を見せた。その中で、二万六千余の村民の期待を一身に担って、議会活動に精根打ち込む陽々たる意気込みがみなぎり今後四年間の議会活動の活躍が期待されます。
 議会の殿堂である議場も、新しい議員を迎えるべく万端はき清められ、それぞれの議席も決まり、腰を深く据える各議員の姿は一段と風格を備えていた。
 今議会は十月七日の一般質問を最後に幕を閉じましたが、次の議会定例会は十二月に予定されています。議会活動を傍聴されたい方はどうぞおこし下さい。

議長に新垣秀吉氏を再選 副議長には伊波栄徳氏
 議会開会初日の九月二十八日は午前十時から二十二名の全議員が出席する中で幕を開き、今後四年間における議会活動のスタートを切りました。
 とくにこの四年間は、本村の総合計画基本構想にのった長期総合基本計画の策定など「人間性豊かな環境・文化村づくり」をめざす村民の生活環境の改再策等を審議する重要な時期となっていて、村当局との密接な連携を保った各議員の活躍が期待されます。
 まず、この日の午前中は、正副議長の選任、議席の指定、会期の決定などが行われた。
 議長選任については改選後初めての議会であるため、臨時議長に最年長者の大城英三郎氏を選び、議長選出の議事の運営は進められた。その中で八番議員の比嘉幸徳氏から「投票による議長選出を」との回議が出されさっそく議長選挙に移った。投票の結果、新垣秀吉氏が前期に引き続き新議長に就任した。
 その後は新議長のもとで議事は進められ、会期の日程を十月七日までの十日間と決めた後、副議長の選任に移った。副議長も投票によって選任され、伊波栄徳氏が新議長とともに前期に引き続き、正副議長のコンビをつくった。
 午後は一時、一時三○分から再開され、常任委員会委員の選任を中心に議事は進められた。村議会には三つの常任委員会があり、議長を除く各議員はいずれかの委員会に属しなければならず、総務委員会、建設経済委員会、文教厚生委員会にそれぞれ七名という委員会構成ができた。その中で、各常任委員長の互選が行われ、総務委員長に山内真永氏、建設経済委員長に大城英三郎氏、文教厚生委員長に上地正雄氏をそれぞれ互選した。
 また、議会推薦の農業委員会委員五名の推薦も終え、議会初日は午後一二時すぎ終えた。
 翌日は午前十時に開会され、村当局から提案された議案の説明「読谷村災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する条例の一部を改正する条例について」。など二十一件の提案説明があり、それぞれの常任委員会へ附託され活発な議案審議が行われた。
 また、議会九日目と十日目は一般質問の日程が組まれた。一般質問には新しい議員構成の中にあって二十一名の議員が持ち時間をフル活用して一般質問にたち、当局側に矢つぎ早やの質問を展開し熱気のみなぎる新議員による初議会だった。

常任委員の割当
●総務委員会
委員長 山内真永 高志保一六七-二 宇座
副委員長 大城行雄 高志保一〇三 渡ケ次
委員 我如古清幸 長浜二一四 長浜
 〃 前田善輝 都屋三五〇 都屋
 〃 富山真市 瀬名波三二 瀬名波
 〃 屋良政信 喜名四七一 喜名
 〃 伊波栄徳 楚辺二〇〇二-二 楚辺
●建設経済委員会
委員長 大城英三郎 高志保九五 高志保
副委員長 池原安夫 楚辺二○六二-一 楚辺
委員 儀保輝和 瀬名波一九四-一 瀬名波
 〃 比嘉幸徳 座喜味四四一 座喜味
 〃 知念政仁 喜名二二〇七 喜名
 〃 比嘉義雄 上地一八五 波平
 〃 比嘉憲一 座喜味一九 座喜味
●文教厚生委員会
委員長 上地正雄 高志保三八三 儀間
副委員長 山城正輝 座喜味四三六 座喜味
委員 松田昌盛 長浜一八三八-二 宇座
 〃 長嶺真一郎 比謝三〇-一 比謝
 〃 知花繁治 波平二四四 波平
 〃 長浜宗安 大木三一四-二 大木
 〃 當真嗣康 長浜二一〇 長浜

※写真「改選後初めて行われた議会定例会」は原本参照

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