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1978年10月発行 広報よみたん / 4頁

平和憲法の理念を村政の中に生かす 新垣秀吉

平和憲法の理念を村政の中に生かす 新垣秀吉
 私は九月三日の本村議会議員選挙に於いて再び当選をさせていただきました村民各位に、心から感謝申し上げ決意を新にするものでございます。私の村政に対する基本姿勢の一端を申し上げ村民のご協力をお願い致します。先ず私は平和憲法の理念を村政に生かし基本的人権の尊重、平和民主々義を守り発展させ文化的で明るく豊かな生活を保障し得る村政確立のため読谷村総合計画基本構想に基く基本計画を積極的推進します。
一、住よい村づくりのために、戦後処理の一環である読谷飛行場問題の解決、返還軍用地の跡地利用、村道の増設を図り人間優先の道路計画を積極的に推進する。二、豊かな村づくりのために、本村の産業特性を生かし農業、畜産業、漁業の振興を図るとともに生産基盤の整備と流通機構の改善に努力し、中小零細企業を守り伝統的織物、陶芸等の保護育成を図り地場産業の育成に努めます。三、文化的な村づくりのために、人間性豊かな環境・文化村づくりを積極的に推進し、生活環境施設の整備と福祉施設の充実、文化教育施設の整備、特に総合福祉センターの建設実現に努力するとともに学校教育施設、社会教育施設等、とりわけ児童公園の建設実現に積極的に努力致します。

※写真は原本参照

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