読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1978年10月発行 広報よみたん / 8頁

独居老人に心づくしの手料理をプレゼント-村社協

独居老人に心づくしの手料理をプレゼント-村社協-
 ひとり暮らしのお年寄りに心づくしの手料理を-。と村社会福祉協議会では、去る九月十三日正午から村内の一人暮らしの老人七〇名を中央公民館ホールに案内し「ひとり暮らしの老人慰安会」を催した。
 この日、招かれたお年寄りは華やいだ中で準備された手料理に舌つづみをうち、お隣り同志「マーサヌヤーサイ」と語りあい万足顔だった。
 手料理も老人たちの口にあったメニューが準備され「アズキごはん」「カボチャの煮付け」「トーフアギー」「クーブイリチャー」など見るからにおいしそうだった。
 昼食後は、映写会やふくわ術が行われ慰安会に花を添えていた。ふくわ術は、伊波利夫さん(リオ芸能企画・大木在)が名コンビのカンちゃん人形を相手に熱演。会場は笑いと拍手でにぎわっていた。あるお年寄りは初めて見るふくわ術に「アキサミヨー人形が話スサ、ウネミジラサヌ」とびっくり。ふさがらない口を大きく開き、入れ歯をカチカチさせるなど久々に大きく笑いこげていた。
 今度の催しにあたって、曽根美津子民生委員は「ささやかな慰安会だがお年寄りによろこんでもらえた。昨今の核家族化の進行で村内にも一人暮らしの老人が次第に増加しつつある。それらのお年寄りは、口には出さないけど淋みしい思いをしているのが実情です。とくに、物質的に恵まれた今日では心の福祉が要求されます。その中で村民一人ひとりがお年寄りや、一人暮らしの老人に、いつでも声をかけ話し相手になってほしいものです」。と語られていた。
 また、白髪まじりのあるおばあさんは「一人暮らしはつらいものです。昼はつとめて人前に出て淋みしさをまぎらわせているしと日頃の淋みしさをしみじみ語られていた。
 尚、この日は民生委員をはじめ、ボランティアスクールを終了した十七名のボランティアの方々も協力し、朝早くから手料理づくりに、会場設営に汗を流していた。(写真)-はじめてみるふくわ術に「ウネミジラサヌ」と童心に返り大笑い。

※写真は原本参照

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。