ジェスチュアたっぷりに熱弁 村内童話・お話大会
村PTA連合会主催(伊波宗盛会長)の昭和五三年度村内小中校生童話、お話大会が十一月二〇日午後一時から読谷小学校体育館で行われた。会場には小中校生多数がつめかけ、各学校代表のゼスチャアたっぷりの熱弁を熱心に聞きいっていた。
この大会には各小中校から代表二人が出場して行われた。まず、小学校の部ではそれぞれの発表者は童話の主人公になりきって表情豊かにゼスチャアをふんだんに取り入れての熱弁。会場のお友だちを童話の世界へと誘い込んでいた。
一方、中学生のお話の部では生徒達が直面した身近な話題を取りあげ、鋭いタッチで同学年の友に訴え、話かけ、会場から盛んな拍手が送られていた。
審査の結果、小学校の部では男子は喜名小学校三年生の名嘉山健君。女子は読谷小学校五年生の大城美和子さんが最優秀賞に輝いた。また、中学校の部の最優秀賞は男女とも読谷中学の代表に輝いた。男子は屋良朝昭君(読中一年)。女子は山内啓子さん(読中三年)が最優秀賞に輝き記念の楯が授与された。
尚、童話、お話大会の発表者は次の通りです。
※童話の部
山内しょうた君(渡小二年) チャボの赤ちゃん
上運天均君(古小四年) 夢うりポンタ
名嘉山健君(喜小三年) ふなひき太郎
比嘉均君(読小三年) タコとうわさ
山内あゆみさん(渡小五年) 信子大先生
大城美和子さん(読小五年) 考子さんのちこく
吉山市子さん(喜小二年) 小つばめのゆめ
松田江利子さん(古小四年) ひと朝だけの朝顔
※中学校の部
屋良朝昭君(読中一年) 学ぶことの大切さ
嵩本盛彦君(古中二年) 正直の大切さ
山内啓子さん(読中三年) 友情を古典に学ぶ
田場ゆかり(古中二年) やさしさとは
(写真)昭和五三年度童話お話大会。ジェスチャアたっぷりで熱弁し、会場のお友だちを童話の世界へと誘っていた。発表者には読P連から賞状と記念品が贈られた。
※写真は原本参照