読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1979年2月発行 広報よみたん / 3頁

読谷村の財政 昭和52年度決算及び昭和53年度上半期の予算執行状況 人間性豊かな環境文化村づくりに 歳入一般会計三十一億円六、七六二万七千円也 歳出投資的経費八、六%増加 歳出総額二十九億六,七六三万円也 昭和52年度一般会計決算

〔229号2ページの続き〕

七万四千円増加して二六・四%の伸び率となっています。
 このように昭和五二年度一般会計歳入の部の決算総額は対前年度に比べて十八・八二%の伸び率を示し、また、円経済移行初年度の昭和四七年度に比較いたしますと、何んと二八一・四四%の驚異的な伸び率を見せています。

歳出 投資的経費八、六%増加 歳出総額二十九億六、七六三万円也
 次に歳出の状況について総めてみると、予算現額三十一億八千一百三〇万八千円に対し、支出済額は二十九億六千七百六十三万円。従って執行率は九三・二八%になります。
 歳出額を性質別に百分比してみると、投資的経費に三八・六%。消費的経費に五三・七%。その他に七・七%に大きく区分されます。中でも、投資的経費については対前年度に比べて八・六%も増大し、逆に消費的経費は一〇・五%の減少を示し、消費的経費の伸びを極力に押えているのが特徴です。ちなみに
人件費の占める割合は、昭和五一年度の三十二・七%に対し、昭和五二年度は三〇%を割る二十八・九%の割合になり、三・八%の著しい減少を示しています。また、物件費についても対前年度に比べて二・四%減の一〇・九%に留まっています。
 また、投資的経費については普通建設事業費が大幅な伸びを見せ三十六・四%。この割合は対前年度に比べて実に六・八%も増大しています。
 次に款別で見る主な歳出は、まず教育費に九億一千一百四十六万六千円。これは、全支出の三〇・七%を占め、対前年度に比べ一億七千一百三十一万四千円増加し、その伸び率は二三・二%になっています。総務費については、六億三千五百九十四万八千円(二十一・四%)。民生費については三億八千一百四十四万八千円(十二・九%)。土木費は二億七千一百十四万二千円(九・一%)で前年度より八・五%の伸び率。農林水産業費は二億二千七百五十六万六千円(七・七%)で二・九%の伸び率となっています。
 歳出額は全体的な伸びを見せ、歳出総額においては対前年度より六億七千五百七十三万五千円(二九・五%増)増加しています。
 こうして昭和五二年度一般会計は決算公表され、(一)教育・文化の振興(一)産業経済の振興(一)社会福祉の増進(一)生活環境の整備促進など住みよい明るい村づくりのために昭和五二年度予算は執行されました。
 以下、財政公表を七頁にわたり広く村民へ公表いたします。

※表「昭和52年度一般会計決算」は原本参照

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