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郷土劇など多彩に発表 読小学習発表会
読谷小学校昭和五三年度学習発表会が去る二月四日午前九時から同校体育館で催された。会場には多くの父母が参観し、日頃の学習の成果を発表する我が子に熱烈な拍手を送っていた。
同校の学習発表会のねらいは(一)、全児童が参加し日常の学習成果を発表する。(二)、発表力、
表現力を伸ばし創造汁を培う。(三)、各々の役割を自覚させ、積極的に参加する態度を育てる。(四)、学習発表会を通して、父母及び地域社会との連帯を深める。とするのが主なねらいである。
プログラムは各学年ごとに企画され、演技・演出・舞台などすべて生徒たちの自主運営で手際よく進行されていた。今年の発表会は「郷土色豊かさ」をふんだんに取り入れたのが特徴となっていた。中でも「儀間真常とさとうきび作り」は生徒たちが郷土の歴史を正しく語り受け継ごう。と熱演し会場の父母を感心させていた。また、パーランクーを片手に勇壮華麗に展開されるエイサー踊りは、子供たちのねじりはちまきがよく似合い、場内の父母たちは季節はずれのエイサーに終始笑顔で拍手を送っていた。
とくに場内を沸かせたのが三年生による舞踊劇「浦島太郎」だった。中でも竜宮城におけるアトラクションはさすが。近年若者に人気のあるディスコ・ブームにのって街のディスコがそっくり体育館に移動した感じで子供たちは軽快なリズムに酔いしれ、舞台せましにGO・GOダンスにフィバーするなど、主賓の浦島太郎は目をキョロ・キョロさせびっくりしていた。また、場内の父母の中にも軽快なリズムに腰を浮かせて踊りの仕様を取るなど大いに熱狂していた。世相と共に大きく変革した浦島太郎は子供たちの演出効果でもって連帯と創造性を培う場となり、一段と盛況を呼ぶ学習発表会となっていた。
(写真)GO・GOとはやしたて大いにフィバーする子供たち。時代変って現在版浦島太郎
※写真は原本参照