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1979年4月発行 広報よみたん / 10頁

ワァーイ僕たちの遊び場ができたゾー 伊良皆児童公園堂々開園

ワァ~イ僕たちの遊び場ができたゾ~ 伊良皆児童公園堂々開園
 本村の公園計画の一環として進められていた最初の児童公園「伊良皆児童公園」が先に完成し、その開園式が去る三月十日午後三時から同児童公園内において盛大に開かれた。
 開園式には、村当局はじめ、伊良皆区有志それに同区の児童多数が出席した。式は、まず山内徳信村長、伊波清幸伊良皆区々長、伊波里美児童代表によって紅白のテープにハサミが入れられ堂々開園。思わずワ~イと歓声が沸き立った。そのあと経過報告、村長あいさつ、祝辞などが続き、最後に村長、議長、区長によるクロキの記念植樹でもって開園式典を終えた。
 伊良皆児童公園は同区公民館裏の高台にあり、面積は約六○○坪。その中をおとぎの世界を再現するかのような色彩あざやかな工事施行がなされている。中でもカラー舗装、カラー平版敷、縁石等が一段ときわだち、また、ブランコ、リズムステップ、ジャングルグローブなどの子供遊戯施設。それにパーゴラ、仲良ベンチ、広い空間を利用して濃緑の芝生が植えられ、四季の草花が甘い香りを漂わす花壇などが随所に配されるなど、まさに子供たちの夢を呼ぶ児童公園となっている。その外に、公園を取り巻くかのようにガジュマル、ホルトノキなど十数種の樹木が植栽され、夏場の涼を呼ぶ格好のあそび場となる模様。
 同公園の総事業費は総額一千七○○万円。その内八○○万円は国庫補助でもって進められた。
 尚、村内では同児童公園の外に高志保児童公園が完成。
 また、今年度中には波平井之原(約一、○○○坪)、喜名観音堂(約一、○○○坪)の二ヶ所において児童公園計画が進められている。
 (写真)テープカットを終えさあぼくたちのあそび場へと足早にあゆむ伊良皆区の児童たち。
 これで路上でのあそびもなくなると父母やこどもたさから大喜びされている伊良皆区の児童公園。

※写真は原本参照

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