読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1979年4月発行 広報よみたん / 11頁

こどものページ 投網をつくる人 島袋守君 仲良朝男君 きびかり 読小6年 比嘉誠君 わたしの妹 喜名小 仲良克子さん かぎやひめ 渡慶次小 山内昌輝勲 ぼんおどり 古堅小 松田ともあき君 東北の家 古小 屋宜賢一君、安次嶺悟君、池原秋光君 かわいいことり 喜名小 宮里勝君、仲良克子さん

 今月のこどものページは先に開かれた第四回作品展示会(読P連主催)から、その作品の数々を紹介します。
 この作品展示会は二月二七日~二八日の両日、中央公民館ホールで開かれたものです。会場には各小中校の六〇名の生徒たちが丹精を込めて仕上げた約六〇〇点の作品が、ところ狭しに展示され、多くの参観者でにぎわっていました。作品は、こどもたちの一年間の成果の発表の場とあって、作文・図画をはじめ、焼き物・座ぶとん・バッグなどの手芸品。また、根気と高度な技術を要する投網など数十種の作品がホールいっぱいに展示たれていました。一方、即売も行われ、ことに手芸品は飛ぶように売れていました。
 この日、最も人気を呼んでいたのが舞台中央での投網づくりの実技コーナー。手際よく網あげる生徒たちにそれぞれの参観者は「ウム~これはみごとダ」と深く感心しきっていました。

投網をつくる人
根気と高度な技術を必要とする投網づくり、時には仕上げるのに3ケ月もかかるといわれそれでも根気よくせっせと網あげていく。
(写真の生徒)島袋守君・仲良朝男君

きびかり 読小6年 比嘉誠君
日よう日に、きびかりのてつだいをした。
いい天気だな-。
くわで、きびをたおしていく。
たおしながらならべていった。
足を切ろうとしたけれど、大じょうぶだ。
きびは、どんどんかられていった。
てつだいをする人が来てよかった。
おじいさんが、
「よくてつだったなあ」。と
ぼくをほめてくれた。
ぼくは、さっぱりした。

わたしの妹 喜名小 仲良克子さん

かぐやひめ 渡慶次小 山内昌輝君

ぼんおどり 古堅小 松田ともあき君

東北の家
すべてストローで仕上げてある。古小の屋宜賢一君(右)安次嶺悟君(中)池原秋光君(左)

押すな押すなと大混雑。ワァ~すごいと熱心に見学していた

かわいいことり
色彩ゆたかに仕上げたかわいいことり、喜名小の宮里勝君、仲良克子さん

※写真・図画は原本参照

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