村婦人会長に比嘉キヨさん(座喜味) -村婦人会定期総会-
村婦人会(知花由紀子会長)では、去る四月十日午後一時から中央公民館ホールで「昭和五三年度定期総会」を開いた。
会場には各字から三○○名余の会員が出席し、執行部提案の四議案を審議。原案可決した。
総会は「子供達の幸を願い合いの心で語り合い青少年の健全育成に努めめう」など外三点をスローガンに掲げて進められた。会場は近年のウーマンパワーの躍動に反映してか、熱気がみなぎっていた。
村婦人会の昨年の活動実績をみると、ことに目につくのが演劇「赤犬子物語」の上演。このことは、琉球音楽の始祖ともいわれる赤犬子にまつわる由来に創作した長編演劇。我が村の偉人を語り受け継ごうと、その上演に意欲的に取り組み第四回読谷まつりで上演され、大喝采を受けた。一方、沖婦連三○周年記念式典の場でも上演。多くの観衆に深い感銘を与えていた。
また、婦人の主張中央大会で大城洋子さん(高志保)が最優秀賞を受賞。子宮ガン集団検診など多くの活動実績をみることができる。
昭和五四年度は比嘉キヨ会長(座喜味)を中心に宮城貞子副会長(大湾)知花喜美子書記(波平)他、理事、評議員のもとで多くの事業が計画されている。