読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1979年5月発行 広報よみたん / 6頁

盛況だった成人学級-字楚辺区-

盛況だった成人学級-字楚辺区-
 「成人病の実態と予防」「青少年の心理を理解する」など二ケ月間にわたって二〇時間のプログラムを組んで開講されていた字楚辺区(比嘉順繁区長)の成人学級が先に終了した。
 成人学級には三○代から四〇代までの区民が参加。「多忙の中にも自らを高めると共に、連帯性を今一度再考してみる」とのねらいで開講されていた。
 中には四〇代後半の人も多く参加。午後八時分ら十時までの一時間にわたり、講義と懇談会を交えなごやかな成人学級が開かれていた。ことに「字の行政及び村政を考える」には中堅年代の学級生とあって矢つぎ早やの質問が飛び出し、講師もその対応にテンテコ舞いする一幕も見られた。
 閉講式ではそれぞれの学級生に終了証書が授与された。比嘉区長は「初めての成人学級ではあったが成功裡に終えることができた。今後とも毎年開講したい。その中で、区民としての連帯意識を高めて行きたい」。と語られていた。一方、村教育委員会社会教育課では、同区の成人学級を高く評価している。三○代以降ともなればあらゆる分野で中堅どころとなり人性の中で最も多忙の年代である。その中で
自らをもっと高め、社会性を培うためにも成人学級の果す役割は大きいものがある。他字でも積極的に取り組んでほしいと話していた。尚、成人学級開講には槙極的にアドバイスしたいとしています。

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