座喜味老人クラブに凱歌 第一回老人ゲートボール大会
村老人クラブ主催の第一回ゲートボール大会が先に読小グラウンドにおいて開かれた。
ゲートボールは老人のスポーツとして静かなブームを呼ぶ中で開かれ、今大会には悪天候の中にも二○チームが参加。また、オラが老人クラブの代表選手の応援にと多くのじいさん、ばあさんもかけつけヤンヤの大喝采。第一関門突破ごとに拍手が沸き起るなどにぎやかな大会だった。それぞれの代表選手もステックを片手に真剣そのもの。ボールを追う姿に若々しかった。
老人達の中には、この大会を目指し、町良仕事の一服のあい間に鍬をステック代りおいもをころがして練習していたという熱心な老人もいたとのこと。しかし、老人とていざ大会ともなれば緊張する。練習ではストレートで第一関門突破を繰返し、笑いこげていた老人も、いざ本番では思う程にボールが走らず迷走を繰り返す。中には「ナァワーガナラン」(もう私ではダメです)と自ら選手交代を申し出る老人も見られた。
各老人クラブにおけるゲートボール人口は年ごとに増加する一方。代表選手を選ぶのに苦労する程のうれしい悲鳴だとか。とくに字波平区老人クラブでは専用のゲートボール場を造成してゲートボールを楽しんでいる。
尚、この日の大会では座喜味老人クラブが優勝。二位は儀間老人クラブ。三位は喜名老人クラブだった。
(写真)-ウネ!チバリヨーと背後から声援が飛ぶ。ヨイショ!とかけ声と共にボールは迷走。アキサミヨーナーとにぎやかに開かれた第一回老人ゲートボール大会。