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1979年6月発行 広報よみたん / 1頁

広報よみたん 54/6 No.233 人口 響きわたる幸せの三重唱 健やかに育つ正人ちゃん健二ちゃんいつかちゃん

広報よみたん 54/6 No.233
人口
昭和54年4月末日現在
世帯数  5,890戸
総数   26,242人
男    12,992人
女    13,250人
役場-2216:2293
消防-119 :3933
発行:読谷村役場企画課

響きわたる幸せの三重唱 健やかに育つ正人ちゃん健二ちゃんいつかちゃん
 今年は国際児童年。この記念すべき年に三つ子誕生。もちろん村内で誕生した明るい話題です。その人、波平出身の比嘉正義さん、加枝子さん夫婦。同家を訪ねてみると、とたん響きわたる活気ある泣き声。にぎやかな比嘉家の光景に出合った。
 三つ子誕生から二月目を数えました。丸々と太った長男の正人ちゃん、二男の健二ちゃん、そして長女のいつかちゃん。三つ並べられたベットの中では小さな手足を力いっぱいバタつかせ、盛んに宙を蹴りだし元気なところを見せる。
 オムツが濡れると泣き声で交替を要求、とたん三重唱となって響きわたる。その時こそ比嘉家ではテンヤワンヤの大騒動が始まり一段とにぎやかさを増す。
 育児に精出す加枝子さんは「初産ゆえ最初はどうしてよいやら戸惑いました。今ではどうにか・・・」。と笑い返す。さすが三人を生んだ自信の現れなのだろうか。一方、主人の正義さんは「盆と正月が束になって来たみたい」と語る。仕事が終わると一目散に我が家へ、すぐさま我が子と対面し一人びとり優しい眼差でそっと覗きこむ。時にはオムツの交替に夫婦一心同体。我が子の生長を楽しみに育児パパに変身した昨今だという。とかく健やかに育ってほしい三つ子ちゃん。今日も爽やかな夜明けと共に比嘉家に響きわたる幸せの三重唱。すがすがしい一日が今日も時を刻みゆく。

※写真は原本参照

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