瀬名波 座喜味に養豚団地造成 肉用牛の生産団地も
昨年度における農林漁業構造改善緊急対策事業の導入によって造成された畜産団地は瀬名波仔豚生産組合(屋良朝基組合長)座喜味仔豚生産組合(島袋朝男組合長)それに読谷肉用牛生産組合(上地正雄組合長)がある。それぞれの団地造成の総事業費は(広報三月号参照)三分の二は国庫補助、七%は村負担、その残額を受益者が負担して事業は進められた。それぞれの団地には三戸の農家が参画。より近代的な経営を目指している。
ことに瀬名波田地は渡ケ次力タノ原一帯に造成され、この地域にはすでに宇座団地、渡ケ次団地が造成されていて一大養豚団地となっている。また、座喜味共同畜舎は同区石根原に造成され、仔豚生産を主眼に二〇頭規模の繁殖豚を飼育。軌道にのった養豚経営が行われている。
一方、読谷肉用牛生産組合の共同畜舎は高志保山路波加原に造成され、三戸の農家が参画。現在一〇〇頭の肉月半を肥育している。同組合では年間一五〇頭の生産計画をもち良質な肉用牛の生産を目指し積極的な経営改善に取り組んでいる。
(写真)㊤瀬名波養豚団地㊥肉牛肥育畜舎㊦座喜味養豚団地
※写真は原本参照