毎月10日LPガス消費者保安デー 事故はちょっとした不注意から起きます
毎月十日は「LPガス消費者保安デー」です。
私たちの家庭生活で使用されている液化石油ガス(LPガス)は国民生活にとって不可欠なエネルギーの一つです。ところが近年、消費家庭のLPガスにによる災害事故は多発ぎみです。
一瞬にして大爆発。背筋がゾッと冷える思いですね。
事故の原因をみても、消費者のLPガスに対する知識の不十分さが原因とみられる場合が少なくないことなどから、今後一層の啓蒙活動の強化拡充が必要とされています。
このため、毎月十日を「LPガス消費者保安デー」と決め、繰り返し注意を喚することにしています。
LPガスの取り扱いに気をつけよう
最近家庭用プロパンガスによる爆発事故が相続ぎ、大きな社会問題になっています。
このプロパンガス(液化石油ガス)は火力が強く持ち運びが便利なため、村内ほとんどの家庭で利用され、日常生活に欠くことのできないエネルギー源になっています。
しかし、ちょっとの油断、不注意から大きな爆発、火災または不完全燃焼等による一酸化炭素中毒など思わぬ大惨事を引き起す恐れがあります。
村消防本部ではLPガスによる不慮の事故未然防止のため、次の事項について協力を呼びかけています。
①ガス器具の栓はもちろんですが、元栓も使用後、特に外出時や就寝前には確実に閉めるようにいたしましょう。
②ガス器具を使用する時は点火の確認、着火の確認を確実にいたしましよう。
③元栓やガス器具とゴムホースとの接続は確実にし、必ずホースバンドで締めましよう。時々、石けん水でガスもれがないかどうか、調べましよう。
④使用してない元栓については必らずゴムキャップをつけ、ホースバンドで締めましよう。
⑤ガス器具を使用するときは、時々窓を開けるなど、換気に十分気をつけましよう、特に風呂がまや、大型湯沸器を設置した室には煙突及び上下の換気口をつけないと危険です。
⑥ゴムホースはできるだけ短かくし、更にガス器具と触れていないか常に注意しましよう。
⑦ガス器具を使用している時は外出をしないようにしましょう。
※写真「LPガス惨事を引き起こす前に充分な安全点検を」は原本参照