読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1979年7月発行 広報よみたん / 8頁

夏休みの交通安全 子供の特性に応じた具体的なルール指導を

夏休みの交通安全 子供の特性に応じた具体的なルール指導を
 うっとうしい梅雨が明けると、子供たちにとって、待ちに待った夏休みが始まります。
 学校を中心とした規則的な生活から解放されるために、せっかく身についた交通安全のルールも、とかく忘れがちになります。例年、夏休み中に交通事故にあう子供がふえる傾向にあるのも、そのためです。
 夏休みを楽しく安全に過ごし、元気に二学期を迎えることができるように、交通事故にはとくに気をつけましょう。
 そのために、お母さん方は次の点に十分注意してください。
 ▼子供は、一つのことに熱中すると、周りのことが月に入りません。たとえば、ふだん大切にしているボールなどを落とすと、車の往来など眼中になく、拾いに行こうとします。道路を歩くときは、子供の手を握ってしっかり離さないように。
 ▼子供は大人のまねをします。子供の前ではちょっとした”ルール違反”も禁物です。
 ▼抽象的なことばで、ああしてはいけない、こうしてはいけない、というよりも、具体的なケースを取り上げて指導するようにしましょう。
 ▼レジャー先など初めて通る道では、ふだんの生活で覚えた交通ルールが、うまく応用できるとは限りません。とくに注意してください。
 ▼子供の特性を知ることが大切です。気分が変わりやすく、うれしいときや悲しいときは、そのことで頭がいっぱいになり、他のことにまで注意が行き届かなくなります。気をつけましょう。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。