「燃える夏」涼を呼ぶ緑の館 照屋唯朝さん一家(古堅)
不快指数只今八五。尚、上昇中!全員不快を感じ、ジリジリと燃える夏がやわらかい膚にピリリと突き刺さる昨今。
さんぜんと燃える太陽は我が沖縄をすっぽりと包み、寝むれぬ熱帯夜の不夜城と化しています。水銀柱も連日三〇℃をマーク、寝ぐるしい夏の夜長はしばらく続きそう。
その中で、燃える夏をしり目に自然冷房の緑に被われた館で快適な夏の夜を謳歌する照屋唯朝さん一家(古堅区)が話題になっています。
通称、緑の館(写真)と呼ばれる照屋さん宅は大木から古堅に抜け出る村道沿い、モーガンマナー住宅街にあって、二六坪のスラブ屋根をスッボリと緑で包まれ、見るからに涼しそう。外気との温度差が四~五度位いあって、日中でも屋内は二六~二七度。よそ様の寝むれぬ夜長をしり目にここだけは正に別世界。
この植物、学名はウッドローズと呼び、時としてバラに似た花を咲かせるという。成長が早く旺盛な繁茂力でもって、一年半でご覧の通りです。
今では、すっかりと屋根を被いかくし、夏は涼しく冬は暖かい自然冷暖房の役目を果たしているという。
とかく、省エネルギー時代正に生活の知恵といえますね。皆さんも参考になされてみてはいかがでしょう。