夏の風物詩 花火も火事のもと 花火による火災に注意を
夕涼みに、家族そろって縁側で線香花火-。夏の夜ならではの楽しいひとときです。ところが、この夏の風物詩も取り扱いを一歩誤ると、火災やヤケドの大きな原因になります。特に、最近は輸入品も数多く出品り、その種類も多く、取り扱いも複雑になってきています。たかがオモチャの花火のこととタカをくくるのはたいへん危険です。
そこで、つぎのことを守って、花火による事故を防ぎましょう。
→人家などの建物の密集したところは避け、周囲に木クズや油類など燃えやすい物がないかどうか確かめましょう。
→火災警報や強風、異常乾燥にともなう注意報が発令されているときなどはよしましょう。
→花火に使われている火薬は衝撃や摩擦に敏感で、ちょっとこすったりするだけで爆発する危険性を持っています。無理な取り扱いはやめましょう。
→数本まとめて火をつけるのは極めて危険です。注意書きに従って取り扱いましょう。
→使用した花火に、火が残っているのを気づかずにゴミ箱などに捨てることがないように、花火をし終わった後は、必ず確認しましょう。
そのほか、水の入ったバケツを用意して万一に備えましょう。
また、マッチや花火の燃えガラの後始末も忘れずに……。